今、家族で夢見ていることは
家を買いたい
そして猫を飼いたい
40代後半、頭金なしで新築を買うのは無謀な挑戦なのか? 不動産巡りはアドベンチャーだった話
近所の公園には野良猫が多い
近所の公園内にあるランニングコースは国際マラソンが開催されることで有名です。
コースは綺麗に整備されており、ジョギング初心者でも安心して走れるので、休日には老若男女、昼夜を問わず多くの市民ランナーがジョギングを楽しんでいます。
<公園のランニングコースを走っていると目に付くのは>
①市民ランナー
②半身裸のおっさん
③野良猫
④市民ランナー
⑤野良猫
初めての人は野良猫の多さに驚きます。
野良猫に餌付けしている人が大勢いて、野良猫は公園内に少なくても20匹以上いるでしょうか。
うちの娘はYouTubeで猫の動画ばかり見ている猫好きですが、公園の猫は苦手みたいです。娘曰く「だって、あの猫ちゃんね、怖い目をしてるんだよ。近付いたらシャーって」
<公園の野良猫の目>
<飼い猫の目>
確かに、公園の野良猫は冷めたような鋭い目つきをしています。
野良猫の定義とは
野良猫は区別されていて呼び方がありました。
野生のネコ(ヤマネコ)
完全に野生化しており希少種。日本に生息するはツシマヤマネコとイリオモテヤマネのみ
一般猫=人間が家畜化した種
(1)飼い主がいる:飼い猫
(2)飼い主がいない
①都市部で餌付け :ノラネコ
②自然環境下で野生化 :ノネコ
参照:「大阪市HP」/
毎年、捨てられたと考えられるたくさんの猫が公園で発見されます。現在、公園やその周辺に生息する猫の多くは、元々は飼い猫であったのに捨てられた猫かその子孫です。
注)猫は野生動物ではありません。猫は人間が長い時間をかけて家畜化した愛護動物であり、その命を人間に依存しています。野外に捨てられた猫は、環境の変化によって大きなストレスを受けるだけでなく、暑さや寒さ、飢え、病気、事故などにより生存をおびやかされる環境に投げだされることになります。これらのことが原因で命を失う猫は少なくありません。
私は大きな勘違いをしていました。
ネコは野生が基本で、血統書が付いているのが家猫であると思っていました。
猫は愛護動物であり、その命を人間に依存していたのです。
公園にいる猫は元々は飼い猫であったのに捨てられた猫、もしくはその子孫でした。
公園のノラネコは、厳格な親元を離れてお小遣いをもらい一人暮らしをする女子大生の様に自由を満喫していわけではありません。捨てられて、ストレスで病みながら毎日を懸命に生きていたのです。
厳しい環境下ではノラネコは3年~5年しか生きれないとのこと。生まれた子猫が生き延びるには絶望的な環境です。
不思議なことに公園の猫の総数は変わっていません。
子猫もたまに見かけますが、その子猫が生き延びて繫栄しているなら猫の総数はもっと上がってくるはずです。
よく見る猫は3年以上生きていた大きな猫しかいません。
⇒やはり子猫は生き残れていない
つまり、公園にいるノラネコは、途中まで育てられて放棄された猫で、何年も総数が変わらないのは、新たに捨てられているからなのです。
「勝手に捨てて、都合のいい時に餌を施し、善人顔をする」
公園の野良猫は、人を恨んだ目をしている気がしてなりません。
野良猫に無責任に餌を与えるな
餌をあげるなら責任を持てということです。
ルールを守った猫の餌付けとは?
大阪市内で深刻化している無責任なエサやり行為に関する条例について、松井一郎市長は21日の定例会見で「住民の迷惑を考えない自己満足的なエサやり行為は、条例に基づいて指導し、課金もおこなう」と語った。
松井市長は会見で、「餌をやりっぱなしで残飯を腐らせたり、糞尿を放置するなど、自己満足的なエサやりは住民が迷惑行為としてとらえ、特定できたらまず指導を始める。これまで、条例がないため開き直る人が多かった。条例によりルールを徹底できる」
大阪市・松井一郎市長(2019年 11月21日・大阪市役所))
ルールがあるのに、餌を置き去りにする人が後を絶ちません。
もちろん近隣の住人ではありません。地域外から自転車でやってきて、自転車に乗りながらキャットフードを撒いたり、ベンチで猫缶などの餌を置きっぱなしで放置しています。
自治会や市役所が注意しても「可哀そうだから」で何度も繰り返し反省しません。
私は公園近くの市営団地に住んでいます。
辺りは野良猫の餌の食べ残しを狙った、ハトやカラスが大繁殖して困っています。
繁殖期には、ハト夫婦が我が家のベランダやってきて、早朝から「クルック―」と鳴きながら、巣作りを始めます。睡眠を妨害されるわ、ベランダは糞だらけになるわで大変です。
”私は近隣住民として、一個人としても公園の野良猫に餌をあげません”
なぜなら
猫には何の罪もありませんが、野良猫に餌を与えることは、可哀想な猫を新たに生み出し、環境を悪化させる負の連鎖を引き起こすからです。
家族と猫カフェに行った時の話
娘達や妻は猫好きですが、団地住まいで猫が買えないので、猫を飼育しているYouTubeを毎日見ています。
ある日、娘達に「猫カフェ」に連れて行ってほしいとお願いされました。
私は「猫カフェ」なるものを知りませんでした。妻に聞いたら、ネットカフェと同じ様なもので、時間料金を払えば、猫を触り放題にしてくれる店らしい。
昭和のおっさんの感覚では、猫の姿をしたオネーちゃんが出てくる、いかがわしい店のイメージでしかありません。
私「それ、未成年が行って良い店なのか?」
妻「私も知らない。でも、ここなら安心よ」
妻が紹介してくれたのは、保護された野良猫の里親を探しをしている団体が運営する、保護猫カフェでした。
早速、家族全員で行ってみました。
保護猫カフェ「Cat Space]
大阪府大阪市北区黒崎町6-25
通常料金:1時間 1500円
営業時間:12:00~20:00
定休日 :毎週木曜日
店内はアットホームな古民家で、10匹以上の保護猫たちがいました。
店の中に私達家族が入ってくると、半分は驚いたように棚の上に登って、こちらの様子を伺っています。
入店前に案内役のお兄さんから諸注意がありました。
「保護して間もない猫や、人に慣れていない子猫は無理に触ると危険です、少しずつ時間を掛けて仲良くなってから撫でてやってください」
少し大きめの保護猫は人に慣れているのか、入ってすぐに寄ってきて娘達に甘えてきました。人に慣れていない猫は、上の部屋に登っており、餌をあげようとしても警戒して降りてきません。
猫は全て雑種でブチ、黒猫、三毛猫、キジ猫、トラ猫、モフモフ等、種類が豊富で、どの猫も愛くるしい顔をしています。
猫の自己紹介ファイルを見ていると、名前と性格、保護された状況が載っていました。一番多かったのが、飼い主が引っ越して家に取り残された猫です。
一番懐いてきた猫は、4才程度のメスで飼い猫でしたが、家族が引っ越した際に捨てられて、空き家に残っていたところを保護されていました。
複雑な家庭の事情があったのでしょう。身に詰まされる話です。
動物は可愛いだけでは飼えません。抜け毛の掃除や、餌やり、トイレ砂の交換、病気等、世話をするのは覚悟が必要になります。
娘達は猫用のおもちゃで保護猫と仲良く遊んでいますが、動物を飼うのは責任を伴うことをわかっているのでしょうか?
過去、実家では猫を2匹飼っていた。
生まれたばかりの捨て猫を両親が拾ってきて育てていた。
私も実家を出て一人暮らしをする迄は、猫と一緒に暮らして可愛がっていた。
<私には姉がいる>
姉は高校を出て直ぐに結婚して家を出て行った。
姉は自分勝手な人間で、動物が嫌いだった。
姉は結婚して子供に恵まれない頃は、寂しさを紛らわすために小型犬を飼っていた。
姉は妊娠して犬の世話が面倒になると、飼い犬を平気で捨てた。
また、姉は子供が生まれて、実家に赤ちゃんをお披露目する際、とんでもないことを口走った。
「赤ちゃんが猫の毛でアレルギーになるから、私が来る前にあの猫を捨てといて」
子供の頃は優しい姉だったのに、結婚してからすっかり変わってしまった。
私と両親の意見は一緒だった。
両親「家に来なくていい」
姉 「猫と赤ちゃんどっちが大事なの!」
この件で、私が激怒したため、姉とは一時期絶縁状態になった。
YouTubeでいつもの猫動画を一緒に見ていた時
保護猫カフェに行った後、娘達がよく見る猫動画のYouTubeで事件が起きていた。
いつも主役で出ている猫が病気で入院したらしい。
暫くは配信できないと思ったら、その主役の猫の兄弟と新しい子猫たちが出てきて、新シリーズが始まるとのこと。
「猫は金儲けの道具、代わりはいくらでもいるってことか」
いや、私がYouTuberを責める資格は無い。
私は公園でジョギングした時に、餌をもらいに野良猫が寄ってきても無視している。今、目の前にある、野良猫の命でさえ救おうとしない非道な奴だ。
娘達の反応が気になったが、
いつものように「猫ちゃん可愛い~~」と喜んでいる。
「カワイイなら何でも良い。なるほどね」
家族とイオンモールのペットショップ行った時
ペットショップには今人気のスコティッシュフォールド、マンチカン、ベンガルの血統書付きの子猫がいた。
娘達がガラスウィドウを食い入る様に見ていたので、ショップの店員さんがサービスで娘達に子猫を抱かしてくれることに。
「うっわ~カワイイ~~♪」
「猫ちゃん最高~~♪」
娘達は人気のスコティッシュフォールドとベンガル猫を抱いて喜んでいた。血統書付きの猫達は毛並みも良く綺麗だ。どちらも可愛くて気品がある。
私 「猫を飼うならどっちがいいの?」
娘達「どれって?どっちでもないよ」
私 「えっ!猫飼わないの?」
娘達「飼うよ」
私 「他に気に入った猫がいるの?」
娘達「猫を飼うなら保護猫ちゃんにするよ!」
私 「え? あ、あ・・・・・」
娘達「私達、里親になるの」
私「うん!いいね、とっても」
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