中間管理職の苦悩
私は製造業で下っ端の中間管理職をしています
部下は10人程度で、部下の年齢層は60代前後のベテランと20代後半~30代前半の若手が半々で分かれており、ベテランと若手の間で板挟みになりながらも部署をまとめています。
部下の人数が多くなるにつれてミスへの処置も多くなります。やらかした部下に対しては理由を聞いて対応を検討しなければなりません。頭が痛くなることが多いのですが、これも仕事と考えて割り切っています。
中間管理職の苦悩ではありますが、その中で面白かった言い訳を紹介します。
体調不良で休む時の電話
昔では考えられないが、ゆとり世代?の若い部下は母親が代わりに会社に電話を掛けてくることがある。この電話は特に面白かった。
「〇〇がー朝に熱を出してぇー 会社に行けないんですぅー」
部下の母親からの電話なのだが、妙にオネェ言葉で甲高い。
「それはたいへんですね。病院には行かれましたか?」
「ただのぉー風邪ですー 明日は大丈夫と思いますぅー」
「今日はゆっくりと休むようにお伝えください。明日来れない場合は早めに連絡下さい」
「ハイ!お疲れっス」ガチャ
上司「どうした?ゲラゲラ笑っているが、誰か休みなのか?」
私 「いやー。けったいな電話が掛かってきましてね」
オペレーティングの入力ミス
ベテラン熟練工の言い訳は伝統芸の域に達する
1と8の入力を間違えました
色々とツッコミ所が多かったので何を言うべきが迷った。
百歩譲って「1と7」ならわかるんですが、「1と8」は難しいですね。最初に製品ごとの設定表を確認しました?作業ルールになっていたと思うんですが。
「いちかバチかで合ってると思いました」
あ、そっちね。
この指が悪いんです
「いっぱいありますけど、どの指が悪さしたんですかね」
「人差し指です」
「そんな悪い指、使わんかったらよろしいがな」
「そんなこと言うたるなや!(逆切れ)」
俺の頭がバカになってん!バカになってん!
これは不覚にも笑ってしまった。
まとめ
昔の職場の飲み会で、「職場に定年まで居られる人は他と何が違うのか」と社長に聞いたところ、「仕事ができるか否よりも、最終的な判断は人間的なところだ。それはミスをしても許せるかどうかだよ。」
20年前に言われた言葉だが、今ではなんとなく意味がわかるような気がする。
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