ウェブリブログ終了。日記ブログをやめようかと考えたが、もう少し続けてみることにした話

2022/03/20

Blogger ブログ

t f B! P L

2022年1月に衝撃のブログニュースが飛び込んできた。

私が利用しているウェブリブログの「あけましておめでとうございます」からの、突然のサービス終了のお知らせがあった。

新年早々、ブログ難民になることが決定した。

ブログをやめようかと悩む

ウェブリブログのサービス終了のお知らせ

「あけまして しめました」とでも言うのか

ウェブリブログサービス終了を見て、ブログはオワコンになったと感じた瞬間だった。

情報を手軽に拡散できるスマホアプリ Twitter、インスタグラム等のSNSが主流になり、企業が無料ブログサービスで利益を上げることが難しくなってきたのだろう。

救済処置としてSeesaaブログへの移行をおススメしていたが、無料ブログサービスは、今回と同じ様にいつ終了されるかもわからない。

WordPressにして、レンタルサーバー代や独自ドメインの費用を払ってブログをすれば良いのだろうが、収益化を目指していない日記ブログがそこまでやる必要が無い。

日記ブログをしている人は、サービスが終了したらブログをやめようと思うのではないか?

実は、私も日記ブログをやめようと考えた。

なぜなら

  1. 訪問者がいない
  2. 自己満足ではモチベーションが上がらない
  3. 投稿するのが面倒くさい
  4. サービス終了で突然消される

やめる口実はいくらでも出てくる。

この記事では、続ける理由が見当たらない状況の中で、それでもブログを続けていこうと思った理由を紹介していきます。

同じ日記ブログを運営している方への参考になれば幸いです。

ブログをはじめた理由を考えてみた

私は何を目的にブログをはじめたのだろう。初心に戻って考えてみた。
  ブログをはじめた理由 
  1. 自分の経験に共感してほしい
  2. 仕事以外で仲間がほしい
  3. 知りたいことを教えてほしい

1.自分の経験に共感してほしい

自分の経験で感じたことをアウトプットする場がほしかった。普段の交流関係では言えないことをブログで表現できれば、ストレスの解消にもなるし、同じ価値観を持つ人と出会えたり、損得勘定抜きの率直な意見を聞かせてもらえると思っていた。

2.仕事以外で仲間がほしい

ネットという新たな出会いで、利害関係で結ばれた表面上の付き合いではなく、同じ価値観を共有する気心の知れた仲間との意見交換がしたかった。

3.知りたいことを教えてほしい

専門知識を持った人が、自分が追い求めているモノの正体を知っていて、教えてくれると期待していた。

ブログをはじめた理由を整理していくと、私は「ブログで自己表現をすることで、仲間(人脈)を作りたい」と考えていたことがわかる

ブログを2年間続けた結果

結果:2年間で合計4000PV(50%は自分)

日々の訪問者が少ないせいで、アナリティスクのPVメモリは0.5刻みである。0.5の人がいたら見てみたい。

ブログサークルに登録したり、他ブログを訪問しコメントを残す等、コミュニケーションを図ってきたが、それが訪問者数や人脈形成に反映されたことはなかった。

相互リンクやフォロー等の申し込みも相手にしてもらえず、訪問してくれる人はブログサークル等でいいね!返しをしていた人が大多数で、アクセスが一時的に上がってもリピートが付かない。

モチベーションが上がらない⇔ブログを更新する頻度が少なくなる

悪循環に陥り、ブログを2年間続けても「ブログで自己表現をすることで、仲間(人脈)を作りたい」という目的を達成することはできなかった。

ブログでPV数が伸びなかった原因

私のブログの質が低かったから

  • 徒然日記でまとまりがない
  • 文章の誤字脱字が多い
  • 構成が雑で主旨がつかめない
  • 記事数が20と圧倒的に少ない

実際、デザインや文章の校正等は考えず、勢いに任せて投稿していた。そんなブログを相互リンクしてくれたり、リピートして訪問してくれる人がいないのは当然だった。

ブログでPV数を増やすにはどうしたらよいのか?

良く言われるのが

日記ではなく記事を書け

訪問者は役に立たないものや、面白くないものにわざわざ時間を割こうとはしない。訪問者は他人のブログを読むことによって、何かの問題を解決したり、ネタを仕入れたりして、実生活に活かしたいと思っている。

記事の中に「何かのやり方」や、「 ケーススタディ( 成功事例や失敗事例)」「有益な情報」が入っていなければ、訪問者のニーズに答えられない。

つまり、私が「社員食堂の日替わり弁当がチクワ弁当でした」と日記を何百回投稿しようが、誰も興味が無いのでアクセスは増えないということだ。

<例>

【日記】× 

*タイトル 「○月○日のできごと」

社員食堂の日替わり弁当がチクワ弁当でした

【記事】 

*タイトル 「社員食堂のチクワ弁当を10倍美味しく食べる方法」


会社で肉体労働をした後、待ちに待った日替わり弁当のメインのおかずがチクワだった時、ガッカリ感が半端ないですよね。

そんな時、チクワ弁当を今の10倍美味しく食べる方法があることをご存じでしょうか?

実は、わたしもこの方法を知ってチクワ弁当が大好きになり、今では待ち遠しくなりました。

この記事を読めば、社員食堂ライフがますます楽しくなります!
チクワポーズをしてみました

チクワ弁当はメリットしかない、これだけの理由

チクワの原材料をご存じでしょうか?スケトウダラやカワハギのすり身が使われることが多いんです。

美味しいだけではなく、とーってもヘルシーな食べ物なんですよ。

揚げても良し、煮ても良し、日本料理に欠かせない存在です!!


でも、それだけじゃないんです。チクワは驚くべきポテンシャルを秘めています。

(1)ソースをかけて食べるのがおススメ 

チクワは日本料理なので、醤油で食べるのが当然と思っていませんか?

実はチクワはソースともバツグンに相性が良いのです。特にチクワ弁当にはソースがおススメ!それでは、ソースをかけたチクワをごはんにのせて食べると、どうなってしまうのでしょうか・・・?

その美味しさは、まさにルネッサンスと呼ぶに値します!!!

(2)高い安全性 
チクワを食べている時に地震が発生しても大丈夫。チクワは喉に詰まりません。チクワの穴が気道を確保して喉詰まりを防いでくれます。

(3)プロポーズに使えるかも?
会社で片思いの人がいたら、思い切ってプロポーズをしてみてはどうでしょうか?

意中の人の前で弁当をパかッと開けて、「婚約チクワです! 僕と結婚してください」とサプライズしてみましょう!成功すればチクワを指にはめてあげて下さい。

断れられても、冗談だったと笑って誤魔化せば大丈夫!

涙で食べるチクワは塩味が効いて美味しくなりますよ。

種類も豊富

いかかでしたでしょうか?

これから日替わり弁当のチクワに目が離せませんね!


確かに記事にすれば訪問者は増えるだろうが、大概のネタは他の人がやっていることだ。

私が何時間もかけてお粗末な記事にするより、専門化が記事にした方が質の高い情報を訪問者に提供できる。

役に立つ記事を投稿する人がお金をもらうのは当然だと思うし、収益化することでモチベーションも上がるだろう。

しかし、私は仕事を忘れて楽しむためにやっている。自由気ままに日記やエッセイを書くのは趣味だ。

ノルマや制約を課せられるとモチベーションが下がって、続けることができなくなる。現に更新が滞ったのは、記事にしようと考えて時間が掛かったからだ。

かといって、このまま何も変わらず自分本位でブログを続けていても、誰にも相手されず埋もれていくだけになる。

どうすればいいのか

その答えが出ないまま、なんとなくブログを続けていた。

私がブログを続けてみようと決めた出来事

ウェブリブログサービス終了を知って、いい機会だからブログをもうやめようと思った。

愛着のある記事が勝手に消されるには忍びないので、とりあえずBloggerにデータを保管することにした。

ちゃちゃっと移行だけしておこう・・・

大失敗、その考えが甘かった。

ウェブリブログからBloggerへの移行が難しいものだとは知らなかった。

失敗の連続で移行が前に進まない。苛立ちが募る。

最後の日記が思いがけない結果になった

移行が思うように進まずストレスが溜まったので、ウェブリブログからBloggerへ移行する苦難の道のりを綴った日記を投稿したら、はじめてブログがヒットした。

弱小ブログでヒットしたと言っても200PVだったが、私にとって驚くべきことだった。

反響が大きかったのでシリーズ化したら、はじめてコメントを数多くもらった。

「このシリーズ好きです」「面白い!」等 

よもや、こんな日が最後にくるなんて・・・

10分で書いていた日記がヒットしたのは何故?

訪問者を増やすには「誰かの役に立つ記事を書く」ことが絶対条件と思い込み、書き方に悩んで更新ができなくなっていた。

最後の投稿ぐらいは、その呪縛からはなれようと「何かのやり方」「 ケーススタディ」「有益な情報」を意図的に入れないようにした。

セオリーを逆にしたのに、思いがけない結果になったのは何故だろう?

ターゲットを限定した

  • 冒頭に「これは愚痴日記で有益な情報は無い」と注意喚起した

  • 役に立つ外部リンクを一切貼らなかった

  • ウェブリブログの住民しか意味がわからない内容だった

 ⇒コアな人が関心を持ってくれたから?

自分が面白いと楽しんでいた

  • 各ブログサービスを昭和のプロ野球球団に例えて説明した
  • 各ブログサービスを猫に例えて説明した
  • 感情を細かく描写した

 ⇒独自の視点でわかりやすく説明していた形になっていた?

ブログをやめる直前で気付いたこと
自分の体験を、自分をさらけ出して、訪問者の視点でわかりやすく伝えることができれば共感してくれる。

まとめ

日記ブログをやめるメリットもデメリットも無い

私が面白いと感じるブログは、個人の体験を綴った日記やエッセイです。

魂の入ったブログは何故か心に突き刺さるものがあり、私もそんなブログにしたかった。

最後にその域を僅かであるが感じることができました。

ブログには、まだ可能性が残っています。

違う世界をもう少し見たいので、Bloggerでブログを続けます。


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